大川病院

認知症の治療を得意とする既存病院の道路を挟んだ隣接地に2病棟を移設する計画です。道路上空通路の許可など厳しい条件を克服しています。病棟は光庭を中心に病室を配し、回遊型の廊下としています。東に広いデイルームを集中して設け、そこで行われる様々な治療プログラムに対応しています。巨大になりがちな病院のヴォリュームを分節化し周辺になじむ外観に心がけています。

建築主

医療法人 祥和会

用途

病院精神科:240床

所 在 地

福岡県 豊前市

竣  工

2000年6月

延床面積

9,912㎡(内 増築4,800㎡)

備考

実施設計・監理
設計プロポーザル特定

構造規模

鉄筋コンクリート造
地上3階